商社機能×責任施工で街づくりを支える

建材事業部
部長 深澤 佳大

多種多様な建築材料を一社で提供

大正5年(1916)にセメントの取り扱いを開始したのが建材事業のスタートです。続いて、生コンクリート、外壁材、ガラス、アルミサッシ、シャッターやドアなど金属製建具、住宅設備などの建築材料を幅広く手掛けてきました。生コンについては、グループ企業2社との連携を深めて積極的に営業し、市場の開拓に成功しました。また、ゼネコンや設計事務所からの多岐に渡るニーズに当社一社で対応できる点が支持され、受注を伸ばしてきました。

自社でアルミサッシを設計・製作・施工

ビル建材部門では、商社機能だけでなく、設計・製作・施工も担っています。特にアルミサッシでは、平成18年(2006)にアルミセンターを開設し、三協立山アルミ製部材を用いて主にビル用サッシ製作を開始。住宅用とは違い、オーダーメイドが主流のビル用サッシでは、物件ごとにサイズ、形状、仕様が異なりますが、設計、製造、さらには施工まで一貫して対応。商社×施工の二つの機能を持ち併せる、特徴あるビジネスモデルを構築しました。設計段階から関われることで、お客様の厚い信頼をいただいています。

実績と若い感性で次世代の建築を

建材事業は、アルミサッシと生コンを主力分野として、様々な素材、設備を提供し、新潟県の街づくりや再開発に関わってきました。髙助は、今、第9次経営計画策定に向けて、これまでに培った実績と信用、幅広い取扱品目をベースに、若手社員の視点や価値観、行動力を加えた新たな歩みを進めようとしています。多発する自然災害への対応や復旧、さらには安全性や環境性を求めるサスティナブル社会の実現には建築の力が必要です。その思いを形にするために老舗の挑戦が続きます。

※2019年12月に取材した内容です。